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上智大学 法学部合格 男子
流儀 其の四 5,6月編

サクナビの効率性と受験勉強への影響

サクナビを使い始めた当初はただただやることに夢中でしたが、慣れてくると「これだけでは受験に足りない!」というように思い込み、肝心のサクナビを完璧にすることさえせず、教科書を読んだり、資料集でやけに細かいところまで調べたり、他の参考書を併用したりしていました。

今振り返ると最も良くない勉強法だったと思います。これを読んでくれている皆さんは、サクナビを完璧にすることだけをまずは考えてください。ここで言う完璧とは、どこに何が書かれているか、ある語句が出てきた時に関連性のある語句がすぐに思い浮かぶか、歴史の流れを説明できるか、少なくともこの3点をクリアすることです。

受験に対する経験値を考えれば、自分自身と土屋先生のどちらを信用するべきか、自ずと答えは出てくると思います。

この頃はサクナビで学習した範囲は基本的に模試でも得点できるようになりました。ただ解けるようになっただけではなく、今までと問題の見え方が変わってきたのが印象的だったのを覚えています。特に、正誤問題では今までの自分が恥ずかしくなるような気持ちになりました。また、解く際にむやみに自分の記憶を探るのではなく、「サクナビのあそこに書いてあったことだよな」「土屋(先生)がこんなこと言ってたな」といった感じに考えることができるようになりました。

成績が上がってこない人は自分の勉強法と勉強量を見直してみて下さい。あるいはチューターや土屋先生に相談することをお勧めします。

サクナビ学習の効率性以外に感じたこと

やりやすさ、コンパクトさ、やり方次第で演習も兼ねられる点、視覚的利点、関連性・・・etc。やはり効率性が印象的でした。

受験勉強でスランプがあったか。そのスランプをどう乗り越えていったか

もちろんありました。ここでは、僕がそういった事を出来るだけ回避するために意識していたプランニングを紹介します。 僕はまず長期的な目標を定め、それに合わせて大きい楽しみを自分に用意しておきました。当然、目標を達成するためには段階を踏まなければいけません。そこで、中期的な目標・短期的な目標を決め、同時にちょっとした楽しみ・日々のささやかな楽しみを用意し、そのタームごとの目標達成の為に必要なノルマを日々自分に課してました。ですから、何時間勉強したかはあまり問題ではなく、ノルマをこなしたかが重要でした。ノルマをクリアすれば楽しみが待っているという感じでした。

つまり、僕が意識していたことはバランスです。今日・明日以降、プラスに作用するために息抜きがあるのですから<勉強しない=マイナス>ではないはずです。焦燥と怠惰をうまく制することが大切です。

日本史の成績はどう推移したか

僕はフレックスサテラインで1学期のコンプリートの範囲を夏休み中にこなしたのですが、9月の模試では7月に受けた模試から10程偏差値が上がりました。

受験と親

模試が返ってきたときや、入試間近の時は比較的よく話していたと思います。講座を選ぶ時などは、日本史を取りたいこととその理由を話していました。理由の1つとしては、土屋先生の授業は金銭的な面でもその価値以上のものがあり、予備校に期待する授業を提供してくれるからと言うものです。

他の受験生の勉強法

僕の友人の勉強法を紹介します。
教科書・用語集・資料集・問題集の4点セットを常に持ち歩いて勉強してました。どのような勉強法かと言うと、教科書を読み、そこに該当する範囲を問題集で解く。間違えた箇所や不明な点を用語集や資料集で調べ教科書に書き込みを加えていく。また頻度や流れを意識せず、フィーリングでよくマーカーしていました。

マイブーム

疲労には糖分!ということで、よくチョコレートを食べてました(笑)あとは、有名なラーメン屋巡り等。食べることは受験の中でも楽しみの1つでした。


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