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早稲田大学人間科学学部合格 男子
流儀 其の七 1,2月編

この時期、日本史学習(受験全般)で感じた不安

この時期は、覚えても覚えても日本史の語句やその他の科目の単語などを暗記できていないような気がして、不安だった。でも一番不安だったのは、試験前日にしっかり眠れるかどうかだった。私は現役の時に、入試前に全然眠れなかったのでそのトラウマがあったからだ。センター前は、センターでMARCHをゲットして、早稲田の入試にリラックスして望みたいと思っていたし、センターはなんだかんだ余裕だろうと思っていた。ちなみに現役の時は、センターを受験していなかった。

そのようなわけでセンター対策はほぼしなかった・・・
案の定センターを失敗し、家族にも呆れられ、センター後のメンタル状況は最低だった。 センターを受けて自己採点した後に、結局自分はダメなんだと思った。しかし、ここで諦めてはダメだと思い自分を奮い立たせた。人生、切り替えが大事だと思う!終ったことをくよくよ悩んでいてもしょうがない、やるしかないと思った。

1月、2月には日本史学習はどのようなことを行なっていたか

1月は、1学期、2学期のサクナビを全てまんべんなく勉強することを心がけた。
その過程で、覚えにくいところ、苦手なところがわかってきたので、そのページには付箋を貼って、他のページより多く見るようにした。このことにもっと早くに気がついていれば楽だったと思う。ただ、この時期、1学期~2学期のサクナビを通しで勉強したのは、まだ三回位だった・・・。

2月は、1月と同じくサクナビをまんべんなく勉強することに加え、史料集にもたくさん目を通すようにした。特に史料集の問題集を重点的にやった。土屋先生の史料集『眠れぬ夜の土屋の日本史 史料と解説』には史料と関連づけた問題集もついているので効率良く学習することができた。

近現代では明治時代の部分は、本当にひたすら繰り返した。近現代の中でも特に明治時代は一番語句量が多いし、覚えにくい時代なのでなるべくそれぞれのページを関連づけて覚えるようにして、気付いた事はどんどんサクナビに書き込んだ。

冬期直前講習のサクナビは、あくまでも時系列を確認するサブで使い、メインはレギュラー授業の時代別のサクナビだった。

受験を申し込んだ大学、学部。また、日程などで気をつけたこと

早稲田大学商学部・社会科学部・教育学部・文化構想学部
明治大学政治経済学部・商学部・国際日本学部
法政大学人間環境学部 連続はなるべくしないように、でも間隔が開き過ぎないように気をつけた。
1~2日おき位にした。

試験会場に持って行ったもの。また、サクナビに書いていない語句が出てきたときに試験中どのように感じたか。また、その語句を調べて、サクナビに書き込もうとしたか

前日は、サクナビを1学期~2学期ハイスピードでまんべんなく見直し、苦手なところや不安なところを重点的に見た。史料集にも目を通した。
当日は、土屋先生のレギュラー授業のサクナビと史料集『眠れぬ夜の土屋の日本史 史料と解説』、『早大日本史予想問題集』を持って行った。
トイレの順番待ちの時間もそれらを見ていた。ついさっきまで見ていたところが出るかもしれないと思い、休憩終了ギリギリまで見た。

自己採点はしたが、サクナビに書いていない語句をサクナビに書き加えたりはしなかった。土屋先生の言葉を信じていたし、サクナビに書いてある語句を完璧にして取れるところを丁寧に確実に取っていけば、受かるだろうと思っていたからだ。 未知の語句を見たときには、これ本当にわからなくても大丈夫なのかなと思ったが、どうせみんな出来ないだろうし、 そんなところより、できるところを確実に点に結び付けていこうと思った。

明日、志望大学に受験に行くあなたへのメッセージ

最後まで絶対に諦めないで、試験問題に喰らいついてください!

貪欲に点数を稼いでください!

何割取れたら安心ということはないです。取れるだけ取ってください。

できるところを丁寧に確実に点数に繋げてください。私は、入試期間中にどうすれば、他の人達に差をつけられるかを考えて悩みましたが、本当に取れるところをできるだけ多く取るしかないです。

最後は気力。とにかく絶対に早稲田に入りたい!この気持ちだけが最後まで私を助けてくれました。周りは関係ありません。自分を信じて最後の最後まで全力で頑張ってください。

早稲田は最高ですよ!!!春にキャンパスでお待ちしています!


土屋文明プロフィール

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