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早稲田大学 商学部合格 女子
流儀 其の二十 1,2月編

この時期、日本史学習(受験全般)で感じた不安

この時期は不安であまり寝付けなかったと思います。この一年で力が本当についたのか自信がありませんでした。自分はまだまだ勉強が足りなかったのではないかとか、ああすればよかったとか、自分のダメな部分ばかり気づいてしまいます。「去年と同じ結果になったらどうしよう」と常に思っていました。

1月、2月には日本史学習はどのようなことを行なっていたか

1学期の復習は何回繰り返したか分かりませんが、ポストイットで印をつけておいた苦手な部分は覚えるまで何度も何度も復習しました。不安な分野は、サクナビに載っている系図でした。系図を覚えていないと解けない問題があるので、特に丁寧に覚えました。商学部では実際に系図を覚えていないと解けない問題がありました。

2学期は苦手な分野が多かったです。私は出来事と有力者や首相を結びつけるのが苦手だったので、明治時代の条約改正の部分や、初期議会の部分を覚えるのに苦労しました。土屋先生の授業で最後に配られる明治時代の歴代内閣のプリントを確認しながら復習を行なうと、ストレスなく学習できました。とはいっても、とにかく復習を繰り返すしかありませんでした。覚えるまで復習を続けたので、何回繰り返したかは分かりません。

冬期講習で受講した土屋先生の政治・経済・外交のテーマ史、文化史のテーマ史は、レギュラー授業のサクナビと関連付けて復習を続けることができました。関連付ければ効率も良いし分かりやすかったです。私は政党史が苦手だったので、レギュラー授業よりもテーマ史の方を中心にやっていたと思います。焦ってどちらかに手が回らなくなるかもしれませんが、絶対にどちらも怠らず関連付けて復習するべきです。

受験を申し込んだ大学、学部。また、日程などで気をつけたこと

 早稲田大学商学部
早稲田大学教育学部
早稲田大学社会科学部
明治大学国際日本学部
立教大学経営学部
青山学院大学国際政経学部
青山学院大学経営学部

入試が連続しないように気をつけました。最後の早稲田大学の入試が2日連続しただけでした。

試験会場に持って行ったもの。また、サクナビに書いていない語句が出てきたときに試験中どのように感じたか。また、その語句を調べて、サクナビに書き込もうとしたか

入試の前日は、とにかくサクナビの苦手な部分の復習を繰り返し、土屋先生の史料参考書『眠れぬ夜の土屋の日本史 史料と解説』の問題も解きました。当日は1学期、2学期のサクナビ、夏期、冬期のサクナビ、先生の史料参考書を持っていきました。試験会場に着いたら、主に史料の確認を最後までやっていました。その直前に見ていたところの多くが色々な入試問題に実際に出たので、やってよかったと思いました。

自己採点はやりました。他の入試で出ることもあるので、サクナビに載っている語句で答えられなかったり間違えてしまった問題は必ず復習するべきです。サクナビに載っていない語句は調べませんでした。
サクナビに載っていない語句を見ても、全く動揺することはありませんでした。できないと分かっているのに解こうとすれば時間が無くなりますし、できないと分かった瞬間、他の問題に時間を充てられて良かったくらいに思えてすぐに捨てることができました。できる問題とできない問題を判断できている自分に成長を感じました。



明日、志望大学に受験に行くあなたへのメッセージ

私は1年間土屋先生を信じて、ついていった結果、早稲田大学入試の当日は焦ることなく自信を持って問題を解くことができました。直前に見た箇所が実際に出ることが信じられないくらい毎回のようにあったので、逆に入試が楽しいくらいに思えました。同時に土屋先生の入試問題の分析力とサクナビの構成に驚きました。

ですから、あきらめずに最後までサクナビをやり続けてください。そうすれば絶対大丈夫です。

みなさんの成功を祈っています。



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