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早稲田大学 人間科学学部合格 男子
流儀 其の八 4月編

土屋先生の日本史講座を選んだ理由

私は現役時代、大学を10校受け10校とも落ちた人間でした。正直言って頭のほうは相当悪かったと思います。そんな私が代ゼミを選んだ理由は、校舎がカッコいいから。予備校なんてみんな同じだと思っていましたから、見た目で決めたわけです。

また、日本史の先生を土屋先生にしたのは、担当しているコンプリート日本史の授業のコマ数が多く、生授業でもフレキシブルに時間割の設定ができたからです。

それに土屋先生の担当している「日本史の戦場」にも魅力を感じました。というのもこの講座は明治・大正・昭和戦前を1学期にやってしまうという土屋先生のオリジナル講座です。普通の予備校では早くて夏期講習、遅いと冬期直前までかかる近代を7月までに終わらせるこの講座は現役時代に近現代まで手が回らなかった私にとっては大変魅力的に感じました。

土屋先生の授業を受けた最初の感想。最初のころのノートまとめ奮闘記。

最初の授業の印象としては、やはり授業のスピードが速く感じられました。私は今まで学校の授業しか受けてこなかったので、多少の戸惑いを感じました。しかし、のろのろした授業を聞いていれば、受験までに必要十分な知識を得られずに受験に突入する羽目になります。実際、私も高校時代の学校の日本史の授業は最後まで終わりませんでした。土屋先生も授業で何度も言っていましたが、のろのろした自分にとって楽な授業を受けて大学に落ちるのと、多少スピードが早くても確実に大学合格のために必要な知識、テクニックを提供してくれる授業をうけて大学に受かるのとでは、選択すべきは明白です。もちろん私は後者を選択しました。

ただ、やはりいきなり土屋先生のスピードについて行くのはキツいと思う受講生もいると思います。私もその一人でした。その場合は、土屋先生のサイト「日本史の戦場」のFAQに記されているように、ICレコーダーなどの録音機を使うことをお勧めします。私は、聞き逃しを補うために録音機を使っていただけでなく、流れを重視した復習用や携帯型オーディオプレイヤーに落として、通学途中に聞いたりしていました。土屋先生のギャグは突然たたみかけるようにくるので、思わず電車内で授業を聞いてるとき笑いを抑えるのに困ったことがあります。 非常に洗練された分かり易い授業とのギャップは土屋先生の授業を受けたことのない人には分からないかもしれません。

サクナビの清書の仕方は人それぞれだと思いますが、私は、まず授業時にB4版のサクナビをA3版に拡大コピーし、チェックや書き込みを入れやすい状態にして授業に臨みました。土屋先生の授業は行間に書き込むこともあったりするのでこのほうが、書きやすく、後で見やすくいいのです。そして、授業後、自習室や家で清書をします。私はこの時もA3に拡大したものに書き込みをしました。理由は後から学習すると金見やすいからです。清書したサクナビはファイルに入れきちんと順番通りに整理しておきます。そうでないと、授業中、「○○ページを開いて確認。」だとか言われたときに、慌てふためくことになるからです。また、きちんと整理することによって、確実に復習の効率も上がるはずです。

4月までの日本史学習

土屋先生の授業を受けるまで、私の日本史に対する意識は、某出版社の教科書を隅から隅まで暗記するものだと思っていました。私はもともと暗記物が苦手であったため、暗記科目である日本史にはかなりてこずっていました。さらに、高校での日本史の授業もお世辞にもいいものとはいえず、授業内ですべての範囲がすべて終わることはありませんでした。

しかし、なぜか不安になることはなく、変に楽観的に日本史という科目を考えていたことが印象にのっこています。それは多分、教科書に載っている内容を覚えるくらいなら、自分にだってできるという誤った自信があったからだと思います。先ほど書いた通り、私は暗記が苦手でしたので、膨大な日本史の知識をすべて覚えるのは無茶なことであり、当然、受験日本史のプロによる、覚えるべき要る知識と要らない知識の判断を仰ぐことが必要であったわけです。

現役時の日本史の勉強は、先ほど書いたように教科書をひたすら暗記するものでした。特に、代ゼミの本科生になるまでは、日本史で予備校にお世話になることもありませんでした。先生の授業を受けるまで、日本史の勉強は、教科書を丸暗記し(そんなことできていないのですが)そのうえで一問一答問題集で確認といった具合でした。全く「かたちだけ」の日本史学習をやっていましたわけです。

4月までの日本史の成績はどうであったか

現役時の私の模試での成績は勉強量と成績が比例していませんでした。 偏差値でいえば平均40台。50代いけば良いほうでした。 当時、私はなぜだろうと首をかしげたものですが、今となっては理由は明白です。まちがった勉強法をやっていれば成績が上がらないのは当然です。

他の受験生の勉強法

他の予備校に通っていた友達は市販のまとめノートを教科書を読みながら穴埋めをしている人や、用語集にひたすらラインマーカーで線をひいている人、また一問一答だけをひたすら覚えようとしている人が多かったです。

私の友人で土屋先生の授業を受けていない人者がいました。彼の口癖は「日本史は知識量が勝負。教科書をすべて覚えたもん勝ちだ」でした。彼がマーカーで塗り固めた教科書を自慢げに見せていたのが印象に残っています。まるで現役時代の自分を見ているようでした。


土屋文明プロフィール

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