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早稲田大学 商学部合格 女子
流儀 其の七 4月編

土屋先生の日本史講座を選んだ理由

実際に初めて代ゼミに説明を聞きに行ったときに、早稲田を狙うのにおすすめの先生はいますかと聞いたところ、説明係のおじさんが何人もの先生を的確に教えてくれた。 他の予備校に説明を聞きに行ったときにはなかった事だった。 他にもいくつかの大手予備校を回ったが、どこも似たり寄ったりだったし、代ゼミは他の予備校と比べて、授業料が安いのもいいなと思った。また、雰囲気も明るくて自由な感じが良い意味で予備校っぽくなくて気に入った。

土屋先生の授業をなぜ選んだかと言うと、どの先生がいいのかインターネットでいろんな人の情報を集めていた時に、 代ゼミ→日本史→土屋 とそれしか選択肢がないのかというくらいに、先生の評判が良かったからだ。土屋先生の事は、何も知らなかったが、こんなにみんなが言うのは何か理由があるからなのだろうと思い、絶対に土屋先生の授業を取ろうと思った。

しかし、実はそうと知っていながらも曜日の関係で、現役の時は土屋先生の授業が取れなかった。言い訳になってしまうかもしれないが、そのせいで浪人したのではないかと思っている。現役時の入試で全ての大学に落ちた時、ああ土屋先生の日本史の授業を取っていれば・・・と本気で後悔した。だから私は迷うまでもなく、浪人生の時、土屋先生の授業を選んだ。

土屋先生の授業を受けた最初の感想。最初のころのノートまとめ奮闘記。

赤でカッコとか、ラインとか・・・鉛筆に持ちかえたりもして・・・ しかも、その指示も早すぎて最初は全然聞きとれなくて、後から、ここはこの印で良かったのかななどと不安になる事も最初はよくあった。でも、だんだんそのスピードにも慣れ、逆に、これは赤ラインかななどと先生が言う前に自分で推測して楽しむまでになった。(笑) また、用語だけではなく、その時代背景の説明もわかりやすくて、やっぱり噂は本当だったんだと思った。

最初の頃の勉強法はというと、先生がおすすめ?していたので、とりあえず授業をレコーダーに録音して、土日など時間がある時にその録音を聞きながら、あらかじめコピーしておいたサクナビに書き込んで清書した。そして、それをA4サイズのノートに貼った。授業中にはテキストのサクナビに直接書き込んでいた。録音をまるごと聞くと、実際授業と同じ時間がかかってしまうし、私なにやってるんだろと思ってしまったりもしたが、とりあえず早送りなどせず聞いた。通学時間に聞こうともしたが、通学時間は好きな音楽を聞いてテンションを上げて予備校に通いたかったため、それはやめた。

他の科目の勉強もあったため、最初の頃は、清書が2週分たまってしまったりもした。でも、清書をためずにしっかり清書をして、サクナビをノートに貼っておくだけで、授業の合間にチラッと見れるし、なによりもそのあとの勉強の効率さが全然違う。
最初の頃、予備校など受験生の生活に慣れず、それぞれの科目に割り当てる時間もわからなかったり、英語漬けになってしまったりすると思うが、日本史に割く時間も4月から最低限は確保してほしい。

4月までの日本史学習

私は、土屋先生の授業を受けるまで、日本史は暗記科目以外の何物でもないと思っており、現役時代もただひたすら一問一答を覚えていた。受験の日本史とは、人よりも多くの用語を努力と根性で覚えれば勝てるものだと思っていた。もちろん史料集の勉強などしなかった。

そんなこんなで、日本史は苦手でかつ嫌いだった。

また、予備校に行かなくたって、一問一答と実況中継さえあれば独学可能だと思っていた。そのようなわけで現役時は夏休みまで、日本史に全く手をつけなかった・・・ 現役時代の夏休みも英語ばかりやっており、日本史なんて気合いですぐ覚えられる、覚えればいいんでしょと思っていた。土屋先生に言わせれば典型的な日本史の成績が上がらないタイプだ。

現役の時は、一問一答のみをやっていたため、入試が全部終わり、浪人が決定した時には、気持ちがいいくらいスッキリと日本史の用語など忘れていた。私は、4月から始まる浪人生活に備えてリフレッシュしたり、心のリセットをして気持ちを新たに頑張ろうと思い、学習はこれと言って始めなかったが、春季講習などは可能であれば取っておけば、他の人に差がつけられるし、4月から余裕を持って学習を始められると思う。

4月までの日本史の成績はどうであったか

4月までは、日本史の偏差値は良くて53くらいで、いつも他の科目の足を引っ張っていた。模試は、現役時には2回しか受けなかった。模試なんか受けてもしょうがないし、日本史はまだその範囲勉強してないしいいやなどと思っていた。 今思うと自分が志望校のレベルに程遠いという事実に直面することを避けていたのかもしれない。いつまでも夢を見続けていたかったのだろうと思う。

他の受験生の勉強法

土屋先生の授業を受けていなかった人は、ただひたすら用語を覚え、時代背景も流れも気にせず、とりあえず出てきた用語を全て覚えようとしていた。

自分の現役時代の失敗を棚に上げて言うのもなんだが、全て覚えるなんてほとんどの受験生には不可能なことであるし、全て覚えようとして絶対出る用語を忘れてしまったりと非効率的なやり方をしているなと思った。


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