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早稲田大学商学部 合格 男子
流儀 其の五 11,12月編

この時期、日本史学習に関してプレッシャーや不安に感じたこと

僕の高校は国立進学者が多かったため、友達はセンターの過去問演習ばかりやってました。僕は相変わらずサクナビをずっとやってました。そこで、日本史に関しては演習をほとんど行っていなかったので、『ちゃんと早稲田の問題が解けるのか?』と不安になることも多々ありました。 また、日本史は大丈夫でしたが、僕は現代文が酷く(偏差値50前後が基本、最低33)、全然伸びてこなかったので、とても不安でした。 どうでもいいことですが、かっぺの僕は受験のときはひとりで東京で生活することになるので、怖かったし、朝起きれるか不安でした(笑)

この時期には日本史学習ではどのようなことを行なっていたか

1学期の復習は夏休み終了時点である程度終わってました。しかし、2学期に入って高校との並行ということで1学期の範囲にはほとんど手をつけてなかったので不安でした。1学期の範囲の知識定着と2学期の範囲の復習のバランスが大変取りにくい時期です。特に文化史と平安時代末期は夏休み終了時点でも、苦手意識があったので『いつか復習しなくては,,,』と思ってました。
授業の復習方法は以前紹介した方法(カッコ抜きにしたプリント→CD)で行っていました。1学期の学習法と比べて変わった点は、文化史はCDがなく復習時間が相対的に政治史や外交史・経済史より少なくなるので、その分カッコ抜きプリントを多くやるようにしました。政治・外交・経済史に目が行きがちですが、文化史の出題量も多いです。同じウエイトで勉強するようにしましょう。

土屋先生の授業を受けている現役生の方は気がついているでしょうが、私はこの時期でも夏期講習の学習は本格的に取りかかる余裕がありませんでした。私もそうでしたの安心して下さい。夏期講習は通年のコンプリートをテーマとして再構築する授業です。時代別の学習がきちんとなされていれば焦る必要はありません。模試などの復習でテーマ史が出題されたらとチェックする程度で大丈夫です。また、学校との並行で相当しんどいと思います。まずはその週にやったコンプリート日本史の授業をなるべく早くに定着させることが最優先だと僕は考えて勉強してました。
要するに、この時期も授業についていくことが肝心です。きちんとその週に学習したことを暗記する、まずはこれです。それでも余裕があれば(おそらくほとんどの方がないでしょうが)、1学期や夏の苦手範囲をやっていくといいでしょうし、苦手教科に時間を回すといいと思います。

冬期講習での受講講座は何を申し込んだか。また、その講座を選んだ理由と受講後の感想

冬期講習は「政治経済外交テーマ史」「文化史総整理」「早大日本史予想問題演習」を受講しました。
「政治経済外交テーマ史」は夏に受けて、とてもよかったのでとりました。冬もとてもよかったです。やはりテーマ史を自分で学習するのは困難だし、時間がかかります。データ豊富な土屋先生に教わるのがやっぱり楽だし、もっとも有効です。へんなとこで苦労しないで、これはとっておくべきです!冬期講習の時期の時間は貴重ですよ。
「文化史総整理」はやはり文化史に不安があったから受講しました。しかも『「'総'整理」だなんでなんておいしい講座なんだ!!』ってもう即決でした(笑)内容かなり多いですが、文化史は甘く見てたら入試でいっぱい出て途方に暮れてしまいますよ。今年も朱子学の問題などを入試会場でたくさん見ました。文化史に不安がある方にはおすすめです。
最後に「早大日本史予想問題演習」です。土屋先生が神と呼ばれる所以の授業です。本当に神です。本番でニヤニヤしてしまいます。土屋先生を受講してて、これをとらないのはもったいない!!そんな授業です。冬季Ⅱ期のすべての授業で僕のイチオシです。でも、それまでサボっててこれだけ受けてうかるのは不可能です(笑)きちんと復習をしましょう!!

サクナビ学習でやや不便に感じたこと。それを解消するために自分で工夫をしたこと

復習のときにどの順番でやればいいのかがわからなくなる点です。授業はいろんなとこに飛びながら進んでいきます。そのように受験の問題も問われるので、復習もその順番で行いたいのですが、気づいたら飛び忘れてた、ってのが僕には何度かありました。
改善策としては下書きのサクナビにどの順番でやったか黄色い蛍光ペンでメモすること。あえて使うことを禁じられている(笑)黄色蛍光ペンを使うことで、メモではないことがわかります。下書きなのでそれを見ながら暗記することはないので、汚しても暗記の邪魔にはなりません。暗記作業をするとき、下書きサクナビをチラチラ見ながらやれば、授業をうまく再現できるはずです。

受験生への応援メッセージ

この時期は本当に不安でいっぱいだと思います。誰しもがそうです。いろんなことが気になってしまいます。
でも、気にしたってどうにもなりません!とにかく今は手を動かしましょう!!そして、ポシティブに行きましょう!!「笑うかどには福来る」です。できない、って思ってることができるとは思えません。自分は早稲田に行くんだ、って気持ちをしっかり持ちましょう!!
冬はイベントたくさんでとてもつらいし、流されてしまいがちです。クリスマス、お正月、バレンタイン、、、(涙) でも、ここをのりきればきっと素敵な未来が待ってます。100kmハイク、早慶戦、サークル、早稲田祭、めっちゃ長い長期休暇、、、今がんばったほうがお得です。来年は紺碧の空を一緒にうたいましょう!

あと少しです。 がんばってください。
応援してます!!


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