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立教大学 コミュニティ福祉学部合格 女子
流儀 其の壱 4月編

土屋先生の日本史講座を選んだ理由

絶対的な信用がおける大手予備校のなかでどこに通おうか迷っていたところ、ちょうど親しい友人から春期講習に一緒に行かないかと誘われたので、代ゼミに行ってみました。代ゼミは、学校の定期券内で通いやすく、新しくてきれいで広く、自習室やレストランなど勉強する環境がとても整っている印象を受けました。また、春期講習中にできた友達がどの講師もすばらしいと言っていたので、代ゼミに入塾することに決めました。

姉の友人からの勧めもあって、土屋先生の体験講座を受けてみると、入試にでてくる場所や選択問題や記述問題といった形式をピンポイントに説明する学校の授業とは全く異なる講義に感動しました。それで、土屋先生の講義を聴くと楽して入試で高得点が狙えると思い、先生の講座を選びました。

土屋先生の授業を受けた最初の感想。最初のころのノートまとめ奮闘記。

第一回目の授業でお腹が痛くなるほど笑ったのをよく覚えています。友人とも、こんな楽しい(しかも点数が取れる)授業をとって正解だったとよく話していました。授業のスピードは、噂できいていたとおり少しハイスピードでしたが、その分、他の授業よりも内容が多いので、ゆっくりとしたスピードの授業よりも充実していると感じ、逆に安心して授業を受けられました。わたしは、授業中に書いたノートが見づらかったので、まとめ直しをしていましたが、サクナビにマークを写すだけという単純作業だったので、それほど時間をかけずに出来ました。

ただ、覚えるときは問題演習を行わず、ひたすらインプットだけだった為本当に覚えているか多少不安になることがありました。けれども、現役生は思ったよりも時間に限りがあるので、インプット重視のこのやり方以外では、結局、次の授業まで暗記し終わらないということが分かり、サクナビに出来るだけ目を通すという覚え方で落ち着きました。先生に言われた通りのこの方法でやって正解だったと今でも思います。

4月までの日本史学習

日本史はわりと得意科目でしたが、時間切れで覚えきれずテストで悪い点を取ってしまうときもありました。しかし、悪い点を取っても今回はやらなかっただけで、やれば出来るのだからあまり気にしなくて良いと思っていました。学校では、それまで江戸時代から近代にかけて重点的にやりましたが、受験を意識した勉強ではなく、教科書通りにやっていました。そのため、日本史に対する受験への危機感が私も私の周りの人もほとんどありませんでした。高校3年生になってから頑張れば間に合う、今から覚え始めても受験までに忘れてしまうなどと変な余裕があり、日本史を甘く捉えていました。それに、高校2年生の間は英語など基礎が大切な科目にまだ力を注ぎたいと思っていたので、どうしても日本史の勉強は後回しになっていました。

高校2年生の春休みまで日本史を勉強していませんでしたが、春休みにさすがに勉強し始めたほうがいいのではないかと思いました。しかし、友人の影響もあって日本史も塾で習うことを決めていたので、自分で中途半端に勉強するのはよくないし、そもそもどの時代から勉強し始めればいいか分からないと、逃げ道を自分のなかで作っていました。せめて春期講習だけでも日本史を受講しようかと思いましたが、やはり英語などの基礎が重要な科目を重視して勉強したいと思って受講しませんでした。けれども、いま考えてみると、春期講習を受講して日本史を受験科目として意識する機会を作ったほうが良かったと思いました。

4月までの日本史の成績はどうであったか

学校のテストの成績は良いときと悪いときがありました。それは単純にテストまでに覚え切れたときと、そうでないときがあったからです。歴史は暗記するだけだと思い、つい英語や数学から勉強し始めてしまい、結局テスト対策時間がなくなり、テスト範囲の終わりにいくほどうろ覚えになり点を落としてしまっていました。

また、漢字ミスが多かったことを覚えています。漢字を忘れるというよりも最初から間違って覚えてしまいがちでした。そして、記述問題では、ほとんど点数がとれませんでした。たくさん書いて勉強しているく割には正確に答えを出せず、自分ではどうすることもできずに困っていました。

模試は高校2年生のときは、日本史を受けませんでした。なぜなら、最初から覚えていないのに受ける意味はないと思ったからです。日本史で点を全くとれないのが原因で偏差値が下がり、モチベーションが下がってしまうのを恐れていました。

結局、本当は真っ先にやらなければいけない暗記科目の学習をやりたくないのでいろいろな理由をつけて先送りにして状況を悪くしていったわけです。日本史の学習(暗記)はできるだけはやくから習慣づけるようにしたほうがいいと思います。

他の受験生の勉強法

私の友達で学校の授業と教科書のみを使って勉強している人がいました。学校の授業は、最初の旧石器時代から勉強していたので、本当に最後まで終わるかどうか不安が常にありました。実際に、授業時間が足りなくなり、後の時代にいくほど説明が疎かにされてしまいがちでした。

結局、重点をかけて授業したのが、奈良時代ぐらいまでで、しかも何が重要なのか、どの時代が重要なのかもよく分からないままでした。そのような学校の授業だけで勉強している友達は、とても苦労しているように見えました。入試によく出る時代や入試問題の出方を知らずに勉強することは、とても非効率だと思います。

また、教科書のような分厚いものを全て覚えなければならないという思いは、かなりの精神的プレッシャーになったはずです。また、市販の参考書を買うにしろ、たくさん数があり過ぎてどの参考書がいいのか分からず、時間を割いて選んだ割には、あまり問題集の内容が良くなかったという苦労もあったそうです。


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