
日本史の成績が上がらない、日本史の学習時間が他教科と比べて多くなってしまう受験生は暗記学習のやり方を間違えている可能性が非常に高い。
夏期講習では知識のネット化(網状)のためのテーマ史学習を徹底するため、夏期講習前の学習(最低でも夏期講習と並行した学習)として、知識のインプット学習の徹底が行われていなければならない。
下記の学習法を参考にして自分自身の暗記学習を検証し、7月中旬までに軌道修正を完了させること。
コピーしたサクナビを用意
① マーカーで赤や鉛筆でチェックした語句を消し、赤(緑)下敷きなど隠し、インプットの学習を連続5回繰り返す。
注意:
★鉛筆でチェックした語句も後回しにせずに一緒に学習すること。
★最初は語句を暗記することだけに集中すること。その語句が言えればいいので、連続5回は語句を書かない。
★サクナビに載っている語句のかなりの部分が隠れてしまう場合は、消していないサクナビの語句や文章をヒントにその箇所を私がどのように解説していたか(講義展開)を思い出しながら学習を行うこと。 録音した講義をスピードを上げて聞くのも有効である。
★最初は語句を順番に言えるだけでOK。すぐ忘れてしまう語句もあるが、とにかく最初は機械的に暗記すること。
② ①と同じ作業を繰り返すが、6回目は隠した語句の中で自信のない漢字を書いてその漢字が正しいかどうかを確認すること。
注意:
★全部書こうと考えないで、難しそうな漢字や5回目暗記を繰り返した中でよく忘れて思い出せなかったものだけを書くこと。
★間違えた漢字は必ず、声に出しながら10回繰り返し書くこと。
★6回目の記述の学習では、隠された語句がサクナビの講義の1グループの中でどのような意味をもっていたのかを確認すること。
③ 8割から9割程度解答できるようになったら、同じ箇所を毎日学習しないこと。1~3日程度の間隔をあけてどのくらい記憶しているのかをチェックして、3日間隔をおいて学習しても8割程度覚えているのであれば、3日間隔で学習を行うこと。最大4日間隔で行うことが理想である。
①~③の学習は程度の差はあるが、受験直前まで行う学習作業である。もちろん、繰り返すごとに学習スピードは速くなるわけであるから、ステップ2のアウトプットの学習やステップ3の知識の網状化(ネット化)させる学習の学習時間を削るものではない。なお、キュービックアシストで学習している受験生は③のみを確認すること
日本史講師 土屋文明